越田治良院へようこそ あなたのココロとカラダをリセット

消臭剤

FrontPage
戻る

消臭剤

現代日本人の多くはにおいに敏感になってきてます。
特にタンパク質や脂質の分解臭、つまり動物特有のにおいに、です。
確かにあの生臭いようなムワっとするようなにおいというのは、できれば敬遠しておきたいものの一つではあります。

もちろん植物にもタンパク質も脂質もあり、それらが分解するときのにおいはあまり気持ちの良いものではありません。
しかし動物のそれとは違い、生臭さは少ないように思います。
これはひとえにタンパク質の質や量の違いだと思われますが、いずれにしても生き物のにおいというのは、良くも悪くも私たちの注意を引くわけです。

特に内分泌系の働きが旺盛な若い人たちは、自分でも気づかなでいろいろなものをまき散らしています。
それはもちろんどうということはないのですが、こういう“普通”のにおいにも過剰反応するのはどうかと思ってしまいます。

こういうことに敏感な人たちの要望に応える形で商品化されたものに、消臭剤というものがあります。
ここ10年くらいでかなりメジャーな存在になりました。
商品名をいえば日本人なら誰でも「あああれか」と思い出すようなものもあります。
特有のにおいを充満させることなく、洗いにくい大型家具のにおいまで消してくれるので、非常に重宝されているようです。

さて治良屋として少しこの消臭剤について調べてみました。
と言うのも、明らかに消臭剤に対して過敏性を有する人たちが増え、しかもその症状が重くなってきていると感じているからです。

植物由来の消臭成分については多少の問題もありそうですが、おおむねひどいリアクションはないようです。
しかし有機系除菌成分やこれらをサポートする有機酸に反応が強いように思えるのです。
また水溶性凝集成分というものがあり、これは空気中のダストを固める働きをします。
これらは結構な割合でアレルギー反応を起こすようで、消臭剤を使ったとたん具合の悪くなる人が、ここ最近後を絶ちません。

もちろん単に体調が悪かったということもあるでしょう。
しかし基本的に有機系、つまり親油性のある物質を取り込めば、場合によっては神経系にダメージがでることも考えられます。
そこまで行かなくても細胞膜は脂質そのものですから、何らかの形で影響がないとは言い切れません。
異物と見なしされた場合は免疫システムの攻撃を受けるでしょうし、脂肪分が一緒に分解作用を受ければ相応量のアルコールが生成されます。
肝臓はそれでなくても手一杯の状態であることが多いですから、これはだるさや眠さなどの症状を発生させるに十分な条件と言えます。

一、二度使ってみて、違和感を感じるようならそれ以降使わないのが賢明と言えそうです。

powered by Quick Homepage Maker 5.3
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL.

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional