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極端な外力について 2

しかし、限界を超えた外力の危険は常に存在しています。
それらは人体の耐衝撃性や可動域を無視した、破壊的な結果をもたらします。
軽度であれば構造的な復元力や化学的反応が修復してくれますが、受け止めきれない力を体はどのように処理しているのでしょうか。

単純に考えて、入ってきてしかし逃がしきれない力は
1.運動エネルギー
2.熱エネルギー
3.その他のポテンシャルエネルギー
に変換され、何割かは利用されるようですが残りはいろいろな場所に蓄積されます。
関節などの動きの大きい部分ではその蓄積も大きく、むち打ちなどでいつまでも症状が消えない理由が伺えます。
また、それ以外の部分もエネルギーを囲い込むようにして、いわばエネルギー囊(シスト)のようなエリアを作ることがあります。
囲い込まれた物理エネルギーは組織や動きの経路を圧迫して、私たちの体の働きを大きく偏向させます。
そのまま使い続けられた体はいつしか原因不明の問題を抱え込むことも少なくありません。

このように処理しきれない外力は、直接組織を破壊するばかりではなく、いつの間にか私たちの体の働きを邪魔して、深刻な状態を招きます。

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