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極端な外力

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極端な外力について

通常、人間の体というのは多少の外力でおかしくなるモノではありません。
理由はいくつかありますが、

1.70%前後が水分である。
子供はもっと多くて最大80%くらいは水であるとのこと。
緩衝材としての働きは大きく、力の減衰はもとより熱や音へと変換することで構造物を衝撃から守っています。
また比熱容量(熱しにくく冷めにくい>熱に対して懐が深い)が大きく、内部で起きた化学的変動に対してもそれが大きな物理的変動にならないように調整してくれています。

2.セミモノコック構造
かかってきた力を全体で受け止めて逃がす準一体構造のこと。
変動の幅が予想しづらい構造物に向いていると言われています。
建築物などと違って、その効率の高さ故、構造材が軽く少なくすむので動き回る動物が進化の過程で好んで取り得る構造だと考えられます。
同時に一部にかかる力が全体に影響するので、常に全体がたわむように反応しています。

3.制御系の妙
たとえばあなたが腕を引っ張られたとします。
まず一番先に筋肉が抵抗しますが、その次に筋肉と骨の間の部分、これを腱と言います、が関節の破壊を防がんと奮闘します。
ただしこの腱という組織、筋肉と違ってあまり伸び縮みするモノではありません。
腱の中には(筋肉よりも高機能な)圧力や伸び縮みに対するセンサーがついていて、ある一定以上の力がかかると、その情報を緊急信号としてを脊髄>脳に送ります。
この信号が内分泌系をはじめとした防御システムのフィードバックを喚起します。
その結果通常の痛みよりも強い信号として認識され、本人に警報が発せられます。

・・・などが考えられます。

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