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徒弟制度4

体系を身に浸みさせるにもいくつの段階があると言われています。

最初は何もわからないのでただ黙って師匠のまねをする。
それこそ箸の上げ下ろしまで、といわれたこともあります(できませんでしたけど)。

これを「守」と言います。
上級者の動作をまねしてそれをただ体に覚えさせる段階です。

そうこうしているうちに本人なりに疑問がわいてきます。
それは子供の反抗期にも似た時期で、彼なりに経験を積んで師匠の“言っていること”に反論し始めます。
これを「破」と言い、ともかく何でも壊してみたくなる段階で、師匠と自分の違いを体が感じ始めていると言えます。

最後にくるのが「離」。
あれこれやってみて「ああ、師匠の言いたいことはこれか」と納得し、「自分の場合同じ効果を出そうと思ったらアプローチはこうした方がいい」と自立できる段階。
ここまでくるとまったく違ったものでありながらも、師匠と同じ方向を向くことができます。
子育てで言うと「親離れ、子離れ」が可能になって、お互い相手を一人の大人として尊重できるわけです。

伝えたいのは目的とそこに至るあなたの歩みであって、手段それ自体ではありません。

「仕事はみて盗め」
世の師匠たちは面倒くさいからこういっているわけではないのです(お世話になった先生方、本当に不出来な研修生時代でごめんなさい)。

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