徒弟制度3
徒弟制度3
私とこれをお読みになっているあなたでは、おそらく器用さもそしてものの考え方や、もしかしたら年齢、性別までが違うかも知れません。
いや、ほとんどすべてが違っていて、共通しているのは言語の一部など、コミュニケーションツールの部分的な使い方だけだろうと推測さます。
そんな私たちは施術行為において一定の効果を上げられるようになるまで、まったく違った道のりを歩むはずです。
体格もパワーもタイミングの取り方も反射神経も違うのに、同じ戦い方を強いる格闘技指導者はいませんよね?
そうです、指導者が伝えたいのは格闘技の場合は「相手の倒し方」であり、私たちで言えば「治し方」なのです。
それは皆アプローチを自分なりのものにしていかないと実現し得ないものなのです。
自分なりのアプローチやイメージを確立するためには、頭というツールだけでは不十分なのです。