免疫について3
免疫について3
2.胃腸、呼吸器、生殖器などの上皮
流体(空気や水などの不定型な物質)に接する部分の細胞は概ね「上皮細胞」という細胞でできています。
この上皮細胞から免疫グロブリンを分泌して侵入してきた異物を無害化しようとします。
上皮細胞は粘膜の分泌状態次第でそのガード力が上下します。
ムコ多糖体がビタミンAによってきちんと滞りなく作られ、他のシステムと協調しているときはほぼ完璧な防御力を発揮します。
しかしいったんこれらの機能が連携を失うと、表皮よりも脆弱な状態になります。
常時酸またはアルカリにさらされているため、自己破壊を起こしやすくなります。
栄養状態をきちんと整え、節食をし、睡眠をきちんととることで通常回復がのぞめます。