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裂孔ヘルニアについて
横隔膜は外周が肋骨下部、腰椎や胸椎に、内側は自身が作る腱膜に付着しています。
真ん中には裂孔という穴があって食道、大動脈、大静脈などを通しています。
横隔膜の一方が下がる、あるいは胃が持ち上がるような状態になると、胃の入り口(噴門)と食堂の出口が重なるようになることがあります。
これを裂孔ヘルニアと言い、逆流性食道炎の背景になったりすることもあります。
体重支持についてでも書きましたが、重心がふらふらと定まらないと裂孔ヘルニアを起こしやすく、また逆に裂孔ヘルニアがあると、体重支持に異常を発生させやすくなります。