意識について3
意識について3
しかしこの遮断のできない(あるいはする必要のない)生理現象である「意識」は、治良においては非常に強い影響力を発揮します。
それもどちらかというとネガティブな方面に。
以前ここでかいたように、セットアップの基本は“カラダの要求に逆らわない”ことなのです。
ですからクライアントの状態イメージを固定しがちな意識の介入は、(他の方法はわかりませんが)治良においてはちょっと扱いが難しいと言わざるを得ません。
正確に相手のカラダの要求を読み取って、それに余計な評価をつけずにいられれば問題はもちろんありません。
しかし実際は自分の経験や知識から成る是非の基準を当てはめて色づけをするので、“ありのまま”扱っているとは言い難いことがほとんどでしょう。