オステオパシーについて
オステオパシーについて
オステオパシーosteopathyは19世紀後半に、アメリカのA.Tスティルという人が考案したと言われている技術で、いわばアメリカ生まれの整体術、と考えていいかもしれません。
その歴史などはネット上にたくさん書かれていますので、詳しいことをお読みになりたい方は検索してみた方が早いでしょう。
カイロプラクティック同様、アメリカにおいては専門の大学があります。
卒業後、資格試験に合格したものはドクターオブオステオパシー(D.O)と呼ばれる“医師”と見なされます。
ただしその業務範囲は州によっては制限を受けます。
日本においてはカイロプラクティックのように、厚労省の管轄外に位置し、医師法および医業類似行為を規制する法律に抵触しなければ、誰でも開業が可能です。
その特徴としてはカラダ全体を一つのユニットと考え、筋や筋膜、体液の流れによる動きなどを評価軸として治療を進めることにあります。
実は私の治良の技術ベースはこのオステオパシーにあります。
もちろん完全なコピーでは無いどころか、原型からかなり遠く離れてしまったほとんどオリジナルみたいになっているので、見た目の類似点は少ないです。
しかし人体というシステムのとらえ方、その評価方法、技術的骨格はほぼここが出発点と言っても過言ではありません(もちろんそのほかにもたくさんの先達たちの影響も受け、お世話になっているのは言うまでもありませんが)。
私もたくさんの本を読みましたが以下の本はわかりやすく、オステオパシーを理解する上でも参考にしやすいと思いますので、興味のある方はお読みになってみてください。
もうひとりのあなた―頭蓋仙骨治療法体性感情解放法 J.E.アプレジャー (著), 仲井 光二 (著)
いのちの輝き―フルフォード博士が語る自然治癒力 ロバート・C. フルフォード、ジーン ストーン、Robert C. Fulford、 Gene Stone
癒す心、治る力―自発的治癒とはなにか (角川文庫ソフィア) アンドルー ワイル (著), Andrew Weil (原著), 上野 圭一 (翻訳)