越田治良院へようこそ あなたのココロとカラダをリセット

Case2

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平成22年受診

心身の乖離に関連して以下のことを考えてみます(治良方法、症状の経過は割愛)。
(本人申告では)子供の時に特段大きなトラウマが無く、しかし明らかに自分を見失っているが故のストレス反応がある場合、どのように解釈すべきでしょうか。
調べてみるとやはり頭とカラダの要求にギャップがあり、しかしその原因について(少なくとも記憶の上では)思い当たる節がないようなのです。
不定愁訴タイプで、外傷性の制限を併せ持つヒトでしたが、その問題の根源、少なくとも根源部分に近いところに思考の停止状態に似ている反応があることに気がつきました。
それは“考えられない”というよりは“考えるという経験が少ない”ために起きるもののようでした。
きちんと悩んだことがないあるいは悩む前に答え(といわれた考え)を提示された経験
が多い人によくあるパターンでした。
そのヒトは理想を持って生活を送っていたようですが、徐々に違和感が強くなり、そのストレスが時々カラダを追い詰めていたようです。
このケースではその“理想”が問題だったようで、周囲から教え込まれた考えがいつの間にそのヒトの考えと思い込んでいたようです。
こういった状態でも、カラダの要求が“教え”と一致しているなら何ら問題はありませんが、たいていの場合両者の間には齟齬が生じるようです。

Case2-2

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