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第一頚椎

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第一頚椎

この第一頚椎とその下の第二頚椎は臨床上問題を検出する頻度が高いので特に取り上げて考えてみます。

別名環椎といって、頭のすぐしたにあって前後に狭い輪のような形をしています。
この両脇に頭をのせる部分があって、この上で(主に左右に)後頭部が揺れるような動きを起こしています。

普通は頭に隠れるような形で存在するので、直接触ることは難しいですが、筋肉の薄い人などは時々触れることがあります。

全身の状態によってその動きや位置が微妙に変わる、少なくとも私にはそう思えるのですが、交通事故や高いところからの落下などで衝撃を受けると、より問題が大きくなります。

交通事故などでいつまでも痛みが取れない原因に、この第一頚椎後頭骨の間が不安定になっていることが考えられるケースが数多くあります。

また、頚椎はその外側に動脈を通す穴があり、椎骨の動きが制限された状態では、ある特定方向に頚を動かしたときに生じるストレスが頭に行く血液の流れに影響することがあります。

ワタシ自身は直接矯正することはしませんが、第二頚椎とともに全身状態の指標としてチェックをします。

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