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牛乳

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牛乳について

牛乳が体に及ぼす影響については議論が百出しておりますが、実際のところはどうなのでしょうか。

牛乳不要論派の言い分

・本来的に人間の食べ物ではないのに、栄養成分という細分化された見方で語るのはおかしい
・あれほどアレルギーが頻発するものが体にいいわけがない
・乳糖という日本人には遺伝的に不向きな成分が多いものを食するのは危険
カルシウムの宝庫と言うが必要なカルシウムまで排泄させるので帰って不足気味になる
他色々。

牛乳必須派の言い分

ビタミンミネラルなどを考えたとき、ほぼ完璧に近い
・本来的に、という論調を使うならば肉食をはじめとしたあらゆる食性に関してだめ出しをするべきである
アレルギーに関しては概ね同意だが、それを持ってすべてを否定するのはおろか
・乳糖に関しては飲んでいるうちに分解酵素が増加するというデータもある
カルシウムに関しても血中濃度フィードバック説は根拠なし。そもそも牛乳を飲んだからと言って血中カルシウム濃度に大きく変化はない。

これは双方人体や健康に関する解釈の違い、つまり根本的な立ち位置の違いがあるのでそのまま鵜呑みにできないところがあります。
また体質や状況によってもずいぶん違う答えが出ます。
酵素の合成効率や飢餓状態か否か、あるいは経絡をはじめとした体の電気的特性によっても要不要の程度は変わってきます。

私見ですが臨床的にみると牛乳をよく飲む人は呼吸器系の反応が芳しくなく、全く飲まない人は神経系の機能にやや余裕を欠く、という傾向があるようです。
また婦人科の「慢性的な」問題を抱えている人、乳腺炎やリンパシステムの問題が常につきまとうタイプでは牛乳の摂取は若干リスキーであると感じています。
逆に水分代謝や神経系のシステムに安定性を欠く人は、少量の牛乳摂取が効果的であると思われます。

毎度毎度書きますが、何をどうしたいのか、そしてそこに至る方法をどのように納得するかによってとるべきアプローチが変わります。
万人に絶対確実な方法、というのはありませんが、その人が今一番必要としている方法を知ることは常に可能です。

本気で牛乳の問題を考えるのであれば、真剣に情報を集め、検討してみる必要があります。

牛乳 2

牛乳 3

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