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ニコチン

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ニコチンについて

有毒アルカロイドの一つです。
この毒性は(調べてみて初めて知りましたが)意外なほどに高く、近年禁煙が喧しく言われているのにはそれなりの理由があるな、と思いました。

アルカロイドとは主に植物内で合成される窒素を含む有機化合物で、たばこの葉の中には10%以上含まれていると言われています。

神経にはシナプスという隙間があります。
ここで片方が化学物質を放出し、もう片方がそれを受け取ることで伝達が行われます。
自律神経系も例外ではなく、シナプスをもっています。
そして特定の物質だけに結合する受容体というタンパク質を備えています。

自律神経のうち、アセチルコリン作動性という神経があります。
ニコチンはこのうちニコチン受容体というところに結合します。
アセチルコリンはニコチン受容体にも作用しますが、ニコチンのほうとより強く結合します。
これにより初期は興奮作用が、その後強い鎮静作用がみられるようになります。

その依存性は脳内の快楽状態を惹起するために起きると考えられており、基本的には覚醒剤などと同じメカニズムであると言われています。

このほかにもたばこの悪口を書いたらきりがないのですが、個人的には恨みはないのでこのあたりでいったんやめておきます。

ちなみにわたしは一口吸ったことがあり、そのまま眼を回して倒れてしまいました。
体質に合わないとそうなるのかな、とそれ以来手を出していません。

喫煙習慣のある方へ:吸うな、とは申しませんがほどほどに楽しむくらいにしておかれた方が良いみたいですよ。

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