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カラダによいこと

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カラダによいことについて

もうこれはセラピスト全員が違うこという可能性があります。
つまり唯一絶対の答えなど無いのですが、大体共通している部分というのもあります。
そのいくつかをご紹介します。

ストレス管理
たぶんほぼ全員が「した方がよい」と口をそろえるであろう答えNo1がこれでしょう。
逆に言うと体をこわす要因No1がいわゆる心理的プレッシャーの継続であると考えているわけです。
ストレスの項でも書きましたが、ある種の臨戦態勢下にある状態が長くなればなるほど、元の状態に回復するために時間とエネルギーが必要となります。
しかし、このストレス状態そのものが大量のエネルギーを必要としているので、状態がかわって緊張がとけても、回復するためのエネルギーが不足していることがよくあります。
ストレスがない状態というのはそうそうあるものではなく、ある程度の期間そうなっていても、なぜか人間はストレスを作り出してしまう傾向があります。
逆に言うとほどよいストレス、具体的には一晩寝て忘れられる程度のストレスは必要であるというのがわたしの持論です。
避けがたい強烈な問題にぶち当たるときも人生にはままあるので、そのときはそのときで仕方がないとあきらめるしかありませんが、できうることならそういった状況はせいぜい数年に一度くらいにおさめておきたいものです。
そう考えると結論としては「現在簡単には越えられないと思われる程度のハードルを常時設定しておく」と言うことになります。
つまり「常に挑戦、常に成長」を心がけるというわけです。
これはきれい事でも何でもなく、生きるために必須の条件であるとも考えます。

・快食
食事をおいしく食べられる、あるいはそんな状況を常に作り出す、ということでしょう。
生理的にはもちろんですが、ストレス管理が大きくものを言います。
味覚はリラックスしているときにしか十分に機能しません。
またそれが満足感を与えるものであるためには、緊張状態を解除する必要があるようです。
経験的には排泄がうまくいかないと快食になりづらいようにも思います。
わたしの場合はそれが運動によって達成されていますが、これは人によって違うので一概におすすめはできません。

・快眠
何を当たり前のことを、と思われるかも知れません。
しかし、意外と睡眠に関して現代人はおろそかにする傾向が強いようです。
これも自律神経系のスイッチングがうまく機能しないとあっという間にめためたになります。
それはつまり睡眠以外の部分によるところが大きいわけですが、これは上記あるいはそれ以外の要素にも当てはまります。
また睡眠はその時間に関してはそれほど重要ではなく、その質が十分である必要があります。
過食や過剰な緊張がもたらす浅い眠りは、例え8時間であっても脳に十分な休息を与えません。
逆に入眠と覚醒のタイミングが正しく保たれている場合は3時間でも十分と言う場合もあります。
睡眠にまつわる勘違いのひとつにセロトニン神話というのがあります。
セロトニンはトリプトファンから生合成される神経伝達物質で、脳内における様々な働きがわかってきています。
これは入眠、睡眠に関わる物質であると考えられていますが、これを増やせ、つまりトリプトファンを摂取すればよく眠れるようになるという論調を時々見かけます。
だまされてはだめです。
トリプトファンは以前にも書きましたが、多すぎるとキノリン酸という代謝物を増やすことになり、処理が追いつかない場合はリスクがあります。
タンパク質の代謝はそれほど単純な経路で行われないので、簡単に効能を喧伝するものには注意が必要です。

・運動
適度の負荷をかけておくのはわたしも経験上よいと思います。
ただし程度というものがあり、それは非常に個人差の大きいものでもあります。
心肺機能などもそうですが、中枢神経系の訓練が追いついていないと、知らぬまにやっかいな状態に陥ることもあります。
運動した翌日に違和感や不快感、あるいはやる気がでないなどの症状が出たらオーバートレーニングの可能性があるので注意しましょう。

ずらずらと書いてみましたが、ようは規則正しい生活を送るためのパーツが「快眠、快食、適度な運動」と言うことになります。
大切なのは「当たり前の生活を送り、それが幸せと感じることができる」事で、常に刺激を求めているようなときは何かがおかしいと考えるべきでしょう。
ご自分の事、一度チェックしてみてくださいね。

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