イメージについて
イメージについて
私たちのカラダというのは一概にココロと関連性があるといっても言い過ぎではないでしょう。
「カラダはココロの命ずるように動き、ココロはカラダの言い分を反映する」
誰が言ったのかは忘れましたが、非常に当を得た言葉であると思います。
私もあれこれ試行錯誤を繰り返してきましたが、“物事のゴールをイメージできるのとできないのではエライ違いが出るな”を日々実感しております。
これはオカルトでも何でもなく、純粋に脳や神経の機能がそうなっている、ということです。
システムが十分に健全であるとき、余り物を考えなくてもカラダは自然に最善の行動をし、そのフィードバックはココロに満足感を与えます。
つまりココロもカラダも摩擦が少なくてきわめてスムースであるということです。
こういう状態は無理に考えなくても行く先のことが頭に浮かんできます。
ココロがそう決めるのではなく、カラダの要求からイメージが誘導されるわけです。
ところがほとんどの治良を必要とする人たちは、そこまでスムースな状態を維持できずに、イメージ(この場合は勝手な想像=妄想)と現実の乖離に苦しむことになります。
その結果、やることなすことに確信が持てなくなり、持っていたはずのゴールのイメージはぼやけるばかりになります。
行き先がわからないのではハンドルの切りようが無くなりますよね。
日常の治良においてもイマジネイションが最も大切なのですが、これは勝手な妄想をするということではなく、今起きていることをリアルに頭の中に描き出す能力のことです。
あとは触っている手に任せて、そこから誘導されるイメージを観察するだけです。
治良の実際でも書きましたが、ココロやカラダはあなたの本来の状態をきちんと知っています。
ただ、いろいろな障害や間違った判断によってそれを思い出せないだけなのです。
あなたがあきらめずに本当の自分を探し続けるなら、治良はきっとあなたの役に立つでしょう。