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アスペルガー症候群

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アスペルガー症候群 

寡聞にして、と言うか不勉強故に私はあまりこの分野のことを知らずに来ました。
自分の勉強をかねて少し書いてみます。

広汎性発達障害というカテゴリーに含まれる、自閉症の一種であるとのこと。
定義はいくつかあるようですが、
・知的障害はあまりないこと
・コミュニケーションの障害がないこと
・社会性がやや低く、こだわりが強いこと
となっています。

身体的には(これも聞いた話ですが)脱力が十分できず、常に過緊張状態になりやすいそうです。
一説には神経系による制御がオンデマンドというわけにはいかないらしく、筋緊張を適切なレベルに維持できないためだとのこと。

臨床上は高機能自閉症、これはある部分が突出して発達しているタイプの自閉症ですが、との差違は事実上無いようです。

実はこのような臨床例は結構あったのですが、私がこのことを知らなかったばかりにデータとして分類できずにいました。
つい最近まではこのようなケースは、症状の安定を優先させておりましたが、治良の方向性が変化するとともに対処の仕方も少しずつですが変わってきています。

仮説、と言うよりも勝手な思い込みみたいなものなので、以下はそのつもりでお読みください。
アスペルガー症候群の原因や、その脳内での反応については専門家や専門書をお読みいただくとします。
ただ最近コミュニケーション障害とよばれる人たち全般に、ある共通した手応えを感じていたことを思い出しました。

体を駆動するためのよくわからないものがある。
以前にそんな意味のことを書いたことがあります。
これは治良対象というよりも、治良の進捗状況を知るためのモニター対象となるものですが、これが明らかに偏った分布になっているのです。
特にこれを制御している「さらによくわからない何か」では、その影響下にあるシステム全般に整合性のない反応を起こさせるに十分な、少なくとも私にはそう感じられるようなおかしな手応えがあるのは間違いありません。

体の機能に目がいきすぎているときははっきりわからなかったのですが、これらの「正体不詳」ともとれる”なにか”はどうやら確実に体の機能に影響しているようです。
特に器質問題と結びついていない、機能不十分故に起きるコミュニケーション問題には案外良い反応を起こさせたように思えます。

現在経過観察の最中でもありますが、ケーススタディごとに(許可が取れ次第)ご報告できれば、と思っています。

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